(子供の頃)
 

カジュアルなもの、ユニセックスなもの。
丈については(季節とは別に)好みの周期があるようです。

「男」「女」ではなく「個」それぞれだと思います。
性差とは二つだけではなく、その間に無数のグラデイションが存在すると言います し、自分が身にまといたいと思うものを、ある程度の客観性を持ってチョイスすればよい のではないでしょうか。

きっかけというのは特になく、小さい頃は当たり前のように穿いていました。
親や周囲も自然な事として見守ってくれていたのですが、就学前には穿かなくなり、いつしか世間一般の短絡的な概念(「男らしさ」という束縛)に自分も囚われていっ たようです。
再開のきっかけは、ある朝とつぜん「メンズスカート」という言葉が降りてきたこと(その時点では自分だけの造語でした)。
「やってみよう!」と思ってから実行までは時間を要しましたが、今では多くの同好の方々がいることを知り、励みにさせていただいています。

いきなり白昼、ダブルボトムでのデビューでした。
女性の間で流行し始める少し前(一昨々年頃)で、ダブルボトムという着方も呼び名も知らず、その時は苦慮のすえに自分で考え出した男性のスカートスタイルのつもりでおりました。

初めての時はドキドキわくわく、まさしく一大イベントでしたが、何度か外出するうち、ある種の心細さまで含めて少しずつ愉しめるようになってきました。
とはいえ、まだまだパートタイム。少しずつ着用の機会を増やしていきたいと思っています。
今後どのように周囲へのカミングアウトを展開していくかを目下、思案中です。
おそらくはそこをクリアしたとき、何かが拓けるのではないかと感じています。
幸い、パートナーの理解を得られており、まだ不安感の拭えない外出も同伴を得られるととても心強いです。


なかなか難しいのですが、人目を意識し過ぎないことだと思います。
自分が思うほど、人は自分を見ていないものですので。
ただやはり不慣れなうちは、人の多い場所に長くいると精神的に辛くなってきます(私は今まだその段階です)ので、着替えを持って出かけることをお勧めいたします。


服飾文化のひとつとして一般的な認知はいつか得たいと思うものの、イケメン俳優な どの着用によって一過性のブームになってしまったり、猫も杓子も皆スカート的な事態に至ってしまっても(それはあり得ない?)寂しいと思えて、想いは複雑微妙です。
何よりも、たとえ少数派であれその人たちが好きな衣服を身にまとうことに寛容な社会になることを望みたいです。
※メッセージ掲載日:2003年6月23日
※ページ情報更新日:2013年9月15日 (メールアドレス廃止)

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